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ES500  Chart と Scope ソフトウェア

ES500 Chart と Scope ソフトウェア
ES500 Chart と Scope ソフトウェア
 

 

e-corder® にはChartとScopeソフトウェアが付属しています。Chartソフトウェアはハードディスクに最大16チャンネル(チャンネル数はe-corderの機種によって異なる)のデータを連続記録をします。Scopeソフトウェアは1チャンネル、または2チャンネルのデータを連続スイープで記録します。

Chart software interface example
 Chart ソフトウェア画面の一例

どちらのソフトウェアを使うか ?

これまでチャートレペンコーダ、またはフラットベットプロッターを使用されていた方は、Chartソフトウェアをご使用ください。記録を開始、停止すると、データは複数の隣接したブロックに記録されます。記録したデータを見るにはブロックを前後にスクロール します。

これまでXY、XYTプロッターまたはオシロスコープを使用されていた方は、Scopeソフトウェアをご使用ください。1ファイル内には複数のスイープ(または’ページ’)のデータが記録されます。 各スイープをオーバーレイ表示して結果を比較することが可能です。連続したスイープの信号をアベレージング すると、S/N比が向上します。

ChartとScopeソフトウェアには多くの共通の機能が備わっていますので、どちらか一方を使用した経験があれば、もう一方は簡単に操作できます。両プログラム ともデータを多彩な様式のグラフックでディスプレイが可能です:データ選択部分を拡大表示するズームウィンドウ 、別々のチャンネルのデータのオーバレイ表示、2つのチャンネルのデータをXY軸にグラフ化するXYプロット表示など のディスプレイモードがあります

Scope software interface example
Scope ソフトウェア画面の一例


 

多彩な機能

Chart や Scope ソフトウェアにはデータの記録、解析用に多くの洗練された機能が付いています。以下に主なものを挙げます:

 

  • DataPad                                                                                                                                                                                    データパッド機能は生データのセレクション部分から様々なパラメータ(平均値、標準偏差、スロープ、最大値、最小値)が計算できる ソフトウェア内に組み込まれた表計算シートです。記録したデータ結果を処理するための準備段階のツールとしてお役立てください。
  • Notebook

    ノートブックは行った実験の情報をメモしたり、実験の詳細を記録できる便利なツールです。通常の実験帳としてもご使用頂けます。 ノートブックの内容はデータファイルに保存され、印刷や他の文書ファイルへのコピーも可能です。
  • Comments (Chart) と Page Comments (Scope)

    結果に注釈をつけたり、解析時関心あるイベントの位置を見つけたりするためにデータファイル にコメントを追加してお く機能です。実験中の特定時間の外部条件(温度などの)やイベント( 試薬追加などの)を記録する時にこのコメント機能を利用してください。
  • Computed Input

    演算入力は記録された実時間で信号を演算処理します。
  • Copy & Paste

    Cut、Paste、Copy コマンドはデータを別の表計算ソフト、ワードプロセッサ、グラフィック系のソフトウェアにエキスポートする場合 に使用してください。
  • Triggering

    Pre-、post-triggering をはじめ多くのトリガーオプションが備わっています。外部トリガー入力から、または様々なチャンネルの信号からもトリガー できます。
  • Stimulator Output

    e-corderのアナログ出力で波形とパルスの作成が可能です。パルスを使って、ポンプ、ヒーター、モーターなどの外部装置を トリガーできます。
  • Menu Editor

    様々なコマンドを隠したり、ロックしたりしてソフトウェアの表示を簡略化できます。学生のラボクラスや、技術者のルーチン作業において 役立ちます。Settingsファイルとしてカスタム化したメニューを保存できます。
  • Macros

    マクロを使用しデータの収録や解析に必要な一連のソフトウェアコマンドを自動化することができます。
  • Virtual Channels (Chart ソフトウェアのみ)

    Chartに装備された多くの機能を使用して、データが変換できます。 使用していないチャンネル上にデータ結果をグラフでディスプレイ可能です(最大16チャンネルで同時にディスプレイ可能です)。
  • Curve Fitting (Chart ソフトウェアのみ)

    信号は時間関数、y=f(t)でフィットされます。 標準の公式は多項式、1次、2次指数関数、ロジスティック、双曲線、ガウス曲線、ローレンツ波形を含んでいます。ユーザにより定義された関数も使用可能です。
  • 算術変換

    ChartとScopeの解析機能を使用したデータの数学的な変換には以下のものがあります:
  •    スムージング (Savitzky-Golay、または triangular weighting)
  •    デジタルフィルタリング (ローパス、ハイパス、バンドストップ、 ノッチ、バンドパス)
  •    チャンネル四則演算 ( channel 3 = channel 1 + channel 2など)
  •    フーリエ変換 (パワースペクトラム解析)
  •    微分と積分
  •    周波数計測、またはパルスや周期波形のカウント
  •    ピーク演算 (エリア、立ち上がり時間、ベースライン上の高さなど)
  •    RMS パワー演算

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