伝導度
概要
e-corderのChart softwareを使い、溶液の伝導度(総イオン濃度に相関します) がモニターできます。これに対応する電極とメータが必要です。
e-corderを使って各社の伝導度セルや装置のデータを記録できます。伝導度セル(正しくは伝導度測定電極) の多くは白金黒で表面処理した白金平板電極ペアから成っています。従って電極表面を磨いてはいけません。白金黒処理は(白金とは明確に違い)表面に媒作用を持ち水素と酸素を再合成し水にします。 一方、電極に流れる電流により泡が発生するため測定の精度が下がります。
発振電位を電極に負荷し付加し生じるAC電流を測定し、それからサンプル溶液の電気抵抗をを決定します。多くの伝導度メータはAC周波数が固定ですが、高額なものは測定値を安定させシグナルの精度を高めるためにAC周波数が調整(通常50~2000 Hz) できます。まず、一定温度で既知の組成溶液で(例えば0.1 mol/L 塩化カリウム溶液)セルをキャリブレーションします。
従来の研究で電極のセル定数(k)を決定します。kの値は白金平板電極ペアの表面積と間隔に関係します。電極ペア間隔が1cm、表面積が各々1cm2とするk=1となります。大きい電極で間隔が狭ければkの値は小さくなり、逆に小さい電極で間隔が広ければ値は大きくなります。真のk値は既知の伝導度溶液でキャリブレーションして求めます。
k値が約1の電極が最も一般的で多くの研究室で使われています。極めて低いイオン濃度溶液(精製水など)にはk=0.1の電極が適していますし、k=10の電極は高イオン濃度溶液(海水など)に使います。
e-corderを使えば、Chartソフトウェアの単位変換ダイアログにキャリブレーション溶液の値を入力するだけで自動的に電極の校正ができます。k 値を求める必要もありません。
使用する装置
- 伝導度ポッド ±100 mV p/p, 1700 Hz (約) 励起電圧を使用
対応する電極:
- 微小伝導度電極 k=1
- フロースルー型伝導度電極 (93 µL) k=1
- フロースルー型伝導度電極 (17 µL) k=1
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